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2026-07-14

テロップ作りは簡単なんですよ

はじめに

「テロップってどうやって作るの?」「Fusionって難しそう……」

そんなふうに思っていませんか?

実は、テロップ作りはそれほど難しくありません。DaVinci ResolveのFusionページには Text+ という強力なノードがあり、これ1つだけで、文字はもちろん、背景(座布団)まで含めたテロップを完成させることができます。

さらに、一度ベースとなるテロップを作ってしまえば、AIに色の変更を任せるだけで、バリエーションを量産 することも簡単にできます。

本記事では、Text+を使ったテロップ作成の基本的な流れと、AIを使ったカラーバリエーション展開の方法をわかりやすく解説します。

1. 使うノードはText+だけ

Fusionでテロップを作ると聞くと、複雑なノードが大量に並ぶイメージを持つ方もいると思います。

しかし、Text+ノード1つで完結します。

Text+には「Shading(シェーディング)」と呼ばれる機能が内蔵されており、文字の色はもちろん、文字の後ろに置く背景(座布団)の色・形・大きさまで、すべてこのノードの中だけで設定できます。

余計なノードをつなぐ必要がないため、コンポジションがすっきり管理しやすいのも大きなメリットです。

2. 基本的な作成手順

具体的な操作の流れを説明します。

ステップ1:Fusionページを開く

タイムラインの空きトラックに「Fusionコンポジション」クリップを配置します。そのクリップをダブルクリックして、Fusionページへ移動します。

ステップ2:Text+ノードを追加する

Fusionページの空白部分を右クリック → 「Add Tool」 → 「Text」 → 「Text+」を選択します。

追加されたText+ノードをMediaOutに接続すれば、プレビューに反映されます。

ステップ3:文字の設定をする

InspectorパネルのTextタブで、フォント・サイズ・文字の内容を設定します。

ステップ4:Shadingで背景(座布団)を設定する

InspectorパネルのShadingタブを開きます。

ここに「Element」という項目が複数並んでいます。デフォルトでは文字の色(Element 1)だけが有効になっていますが、別のElementを有効にすることで、文字の背後に背景色を追加できます。

  • Element 1:文字の色
  • Element 2以降:背景(座布団)など追加の要素
使いたいElementのチェックをオンにし、「Type」を「Underline」などに変更することで、テロップの背景として機能させることができます。色・不透明度・サイズ・オフセットも、そのElement内でまとめて調整できます。

(※Shadingの各Elementは用途が細かく設定できます。まずは「Type」と「Color」だけ変えてみるとわかりやすいです)

3. AIを使った色変更が爆速で便利

テロップの基本構造が完成したら、次はバリエーション展開です。

動画のジャンルやシーンに合わせて「赤系のテロップも欲しい」「ダークな背景で白文字のバージョンも」などと考え始めると、一つひとつ色を調整するのは地味に時間がかかります。

そこで便利なのが、AIへの色指定の依頼 です。

具体的な方法はとてもシンプルです。

1. 自分が作ったFusionコンポジションを テキスト形式でコピー します 2. そのテキストをAI(ChatGPT、Geminiなど)に貼り付け、「この色をXXX系に変えて」と指示する 3. AIが変更後のテキストデータを返してくれるので、それをFusionに貼り付ける

Fusionのコンポジションは内部的にテキストベースのデータ構造になっているため、AIがそのまま解析・編集することが可能です。

⚠️ 重要
Fusionのコンポジションをテキストとしてコピーする方法 Fusionページでノード全体を選択(Ctrl+A)し、右クリック → 「Settings」 → 「Copy」でクリップボードにコピーできます。 このデータをそのままテキストエディタやAIのチャット欄に貼り付けることで、中身を確認・編集できます。

4. AIへの指示の例

AIへの指示はシンプルで構いません。以下のような伝え方で十分です。

例1:色を大きく変えたい場合

「このFusionコンポジションのText+のShadingで設定している背景色を、深い赤(RGB: 0.6, 0.05, 0.05)に変えてください。それ以外はそのままにしてください。」

例2:テーマ全体のカラートーンを変えたい場合

「このテロップを和風の渋いカラーにしたいです。背景を墨色(ほぼ黒)、テキストを金色寄りのベージュに変えてください。」

例3:複数バリエーションを一度に作ってもらう場合

「このテロップを以下の5パターンに色変更したバージョンをそれぞれ作ってください。1: ネイビー系、2: エメラルドグリーン系、3: 落ち着いた紫系、4: チャコールグレー系、5: ダークレッド系」

AIはFusionのデータ形式を理解した上で、指定した通りに数値を書き換えてくれます。あとは返ってきたテキストをFusionに貼り付けるだけです。

5. まとめ:まず1つ作れば、あとはAIが手伝ってくれる

テロップ作りのポイントをまとめます。

  • Text+ノード1つで文字も背景もすべて完結する
  • ShadingタブのElementを活用することで座布団のデザインも自在
  • 完成したコンポジションをAIに渡せば、色変更・バリエーション展開が一瞬
  • 何十種類ものカラーバリエーションも、AIへの指示を変えるだけで量産可能
最初の1個を作るのが一番の山です。

一度作ってしまえば、あとはAIに「これの色を変えて」と頼むだけで、テロップのバリエーションが増え続けます。

「テロップは難しい」というイメージを、ぜひここで手放してみてください。Text+1つから始められるので、思ったよりずっと手軽に作れます。

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